夢甲斐塾は、2001年に「山梨百年の計を考えれば“出る杭を打つ”ような県民性を克服しなければならない。これからは山梨の若い人達が世界を舞台にして果敢に“出る杭”になっていかなければならない。」という天野建山梨県知事の想いの元、次世代リーダーの育成を目的として県の事業としてスタートしました。三年後の2004年からは県の事業から離れ、自主運営組織として活動しています。その研修内容は「自修自得」自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら実践することを基本としています。
夢甲斐ソング「志を未来につないで」
夢甲斐塾の創立15周年を記念して作成しました。
(10期生伊藤あゆみさんの作詞作曲)
夢甲斐塾ソング「志を未来につなげて」
作詞作曲 伊藤あゆみ(10期生)
ひたすらに ただ一途に
伝え続けて 思い込めて
あきらめずに やり続けた
願いはただ 人を育てること
求めれば出会う せめて私ぐらいは
与えて 与え続けよう さあ一歩前へ
志を強く抱き 強い覚悟胸に抱き
言い訳せずにやり続けて
出る杭になれ 打たれないくらいの
人生に無駄なことは一つも無い
その教え日々に活かして さあ一歩前へ
求めれば出会う せめて私ぐらいは
与えて、与え続けよう さあ一歩前へ
<創塾の精神>
・夢甲斐塾のねらい
四囲を急峻な山々に囲まれた山梨県(甲斐の国)は、長い歴史の中で、特色ある文化と他県とは違った県民気質をつくりあげてきた。
それは、勤勉で忍耐力がある、過度の争いを嫌う、強い連帯意識、内向的で社交下手、集団で行動する、出る杭は嫌う、などと良くも悪くも一般的に言われている、甲州人気質である。
そのために、若尾逸平、根津嘉一郎、小林一三など、独立心旺盛な数多くの財界人は、山梨(甲斐の国)の社会風土に飽きたらず、自ら活躍する場を外に求め、大きく自由に羽ばたいたいてきたところである。
一方、「出る杭を嫌う」、「過度の争いを嫌う」など、集団意識が強い独特の県民性ゆえ、この甲斐の国の中では特色ある地域づくりのキーマンが育ちにくい環境にあることも事実である。
21世紀の山梨づくりを考えるとき、自分の住む地域を何とか活性化し、世に売り出していこうという強いリーダーシップを持った人材を発掘し、育て上げることが不可欠であると同時に、こうした若者を更に大きく伸ばす県民風土にしなければならない。
すなわち「出る杭を伸ばす」という考えであり、「夢甲斐塾」は、まさにこの勇気とエネルギーを持った人材を探し出し、育てようとするものである。
産業振興、医療福祉、教育など、どんな分野からの人材でも良い。強い信念と、リーダーシップ、そしてガッツを持った地域づくりを進めていく若い人材を求めている。
・夢甲斐塾の特色
行政による人づくりは、従来、行政が企画した塾で、与えられた課題についての活動研究が一般的であった。こうしたことが、平均的なリーダーの育成には効果があるものの、塾生の自由で独創的な発想を阻害してきたことは否めない。
新しい時代の山梨を考えるとき、若い人材を育て、社会で活躍してもらわなければならない。そのため、行政は口を出さず、塾生自らが課題を見つけ、研究し、活動し、塾を運営することとしたい。どんな塾になるのか、すべては塾生のアイディア次第となる。
・求める塾生像
山梨の地形的な特性や厳しい自然条件により、もともと勤勉で、不屈の忍耐力を持った県民性が培われてきた。また、同時に地域づくりや環境美化運動など、住民一体となった取り組みがされるなど、連帯意識が高いという県民性もある。
将来の地域づくりのキーマンとなる塾生には、そうした県民性のほか、チャレンジ精神にあふれ、強い独立心と、好奇心あふれる豊かな個性、創造的・独創的な発想と行動を求めることとなる。
塾生には、常に現状に問題意識を持ち、確たる信念のもとで、地域を愛し、山梨を愛し、熱い志を抱き自己実現に努力している若者、強い信念とバイタリティあふれる行動力、少々のバッシングにへこたれることのない強い精神力を持った若者、魅力的で個性豊かな若者を求める。
塾長紹介(1期から15期)
上甲晃塾長の経歴昭和16年大阪市に生まれる
昭和40年京都大学卒業後、松下電器産業株式会社に入社
※広報、電子レンジ販売などを担当
昭和56年財団法人松下政経塾に出向
※理事・塾頭、常務理事・副塾長を歴任
平成8年4月松下電器産業株式会社を退職
平成8年5月(有)志ネットワーク社を設立
平成9年4月「青年塾」を創設
平成13年9月山梨県が主催する「21世紀夢甲斐塾」塾長に就任
著書『志のみ持参』『続・志のみ持参』『志高く生きる』
『日々発見日々感動』(以上 致知出版社)
『心の革命』共著(第二海援隊)『志は愛』(燦葉出版社)
21世紀に向けて、「志の高い日本」は、「志の高い日本人」によってこそ現するとの思いに立ち、志ネットワーク活動を展開している。
また、活動の一環として、「青年塾」を創設、塾生は一年間の研鑚を積む。
現塾長紹介(16期から)
白倉信司(しらくら しんじ)
◆白倉塾長の経歴◆
昭和34年生まれ
昭和62年4月 山梨県庁採用
平成 9年4月 中小企業診断士取得・独立
平成13年9月 21世紀夢甲斐塾入塾(一期生)※上甲塾長を生涯の師と仰ぐ
平成28年3月 夢甲斐塾の新塾長に就任
白倉事務所 代表
日本の心(古典)研究者 ※「日本の心を取り戻す」ために,心の経営コンサルタントとして組織の経営指導と人材育成に取り組んでいる他、易経及び古事記の普及活動をしている。
夢甲斐塾の活動は
夢甲斐塾では、学びの機会として、白倉塾長から日本の歴史や地域(山梨)のことを学ぶ「塾長例会」と各期毎にテーマを決めて学びの場をつくる「塾生例会」を月に1回開催しています。さらに先輩塾生が中心で開催する部会(歴史部会・道徳部会・生き方部会・時事部会)があります。この四部会は参加自由で塾生以外の参加も可能です。しかも部会は参加無料なので、興味がある方はぜひ参加してみて下さい。
白倉信司塾長の方針
<研修方針>
温故知新・自修自得・凡事徹底
夢甲斐塾理念
志高き出る杭となる
夢甲斐塾は志を学び育む人の集まりです。
夢甲斐塾目的
夢甲斐塾は、新しい時代の新しい山梨を想像するために、ふるさと山梨を愛し、高い志と強い覚悟を持った「出る杭」を育て(人間力育成)、必要時に連携協働しうる同じ志、共通のテーマを持って活動する仲間のネットワークを構築(仲間力構築)することを目的とする
名誉塾長 上甲 晃
塾 長 白倉信司1期
◎副 塾 長 仙洞田 茂2期
◎幹 事 厚芝好美6期
◎ 〃 雨宮 誠6期
◎塾 頭 入倉 要 8期
◎副 塾 頭 柴田雅央7期
◎ 〃 松田公仁14期
◎事務局長 酒井大介15期
○事務局次長 久保田司14期・長澤和子18期・永田京子20期
加藤久士 13期 櫻本和英 14期
◎会 計 前田晋吾10期 ○会計補佐 厚芝好美6期
◎監 査 清水康邦3期
◎夢甲斐フェスタ2022実行委員会 委員長 山田亮一18期
◎教育フォーラム2022 担当 柴田雅央7期
◎23期募集委員会 委員長 勝俣大紀20期
◎21期お世話係 市川雄也18期・山田亮一18期・小林久美子18期・望月博詞18期
◎22期お世話役 久保田 司14期・加藤久士13期・山本正規14期・加藤景子15期
◎広報・HP 岡谷 泰20期・大木真太郎18期
◎情報管理 青柳英明18期・赤坂潤二16期
◆歴史部会 部会長 雨宮 誠6期
◆道徳部会 部会長 柴田雅央7期
◆生き方部会 部会長 松田公仁14期
◆時事部会 部会長 酒井大介15期
◆子供夢甲斐塾 酒井大介15期
◆まんが古事記塾 山下ゆかり15期
◆まちづくり分科会 酒井大介15期
■各期連絡係■
1期 ○仙洞田茂◎◎
2期 ○玉川眞奈美
3期 ○清水康邦
4期 ○坂本篤彦
5期 ○中村勝彦
6期 ○野中耕太
7期 ○浅川敏彦
8期 ○入倉 要
9期 ○丸山 浩
10期 ○前田晋吾
11期 ○湊 一茂
12期 ○保坂直樹
13期 ○小林久人
14期 ○櫻本和英
15期 ○榊原 由
16期 ○赤坂潤二
17期 ○神田雅也
18期 ○青柳英明
19期 ○佐藤由樹
20期 ○堀 門太
21期 ○佐藤栄一
22期 ○長滝雄大
初代 白倉信司 1期
二代 長谷川正一郎2期
三代 矢島孝浩 2期
四代 清水康邦 3期
五代 厚芝好美 6期
六代 真壁俊之 7期
七代 入倉 要 8期 ※現在は塾頭という名称を使用